前回の設計をもとに作ったパース。
構想13パース


さて、前回ほぼ固まったと思えた家の基本設計ですが、
捨てたというか妥協した部分がありました。

希望をもう一度おさらい。★が妥協した(捨てた)部分。

・港を眺める、全開できる大開口を作りたい
★潮風から車やバイクを守るガレージを作りたい
・木工などに熱中できる工房を作りたい
・できるだけ間仕切りを作らず、大空間で過ごしたい
★海側の遊歩道からの視線を遮る高床としたい
★津波は諦めるとしても、少々の高潮では浸水しない高基礎としたい
★港を見ながらお風呂に入りたい
・セルフビルドの工夫を視覚的に伝える、構造を見せる空間にしたい
・スキップフロアで、気分やテーマごとに居場所を変えるスペースを作りたい
★あわよくば、地の利を活かした飲食店なども開きたい

ブログのメインテーマでもあるガレージを捨ててますねぇ
やっぱそれはいかんでしょう。

で、ガレージを復活させた1Fの間取りがこちら。

構想181階床

真ん中の空間がビルトインガレージです。
もとの間取りと比べてみると、
スライド1

なんと、リビングがまるまるなくなっています。
そう、リビングは2Fにするという大胆な変更です。

こんどは先に、前回の2Fの間取り。

スライド2

フリースペースをそのままリビングにしただけ?
との声が聞こえてきそうですが、コトはそう簡単ではありません。
間取り図の上のほう、道路側は天井高が低く、
そのままではキッチンなどを作れません。
道路側からの変更前のパースです。

家の構想12道路側

2Fの居住スペースは海側(つまり向こう側)だけなんです。

実は、隠れた(というか言ってなかった)設計の前提条件があって、

「屋根勾配を4寸(横10に対して高さ4)とする」

が効いてるんです。


なぜ4寸かというと、
特別な足場がなくても施工できること、ほとんどの屋根材が選択できること
雨漏りの心配が少ないこと
これらをバランスよく満たすのが4寸勾配の屋根であり、
かなりのセルフビルダーが選択している(または推奨している)勾配なんですね。

実際、山のガレージも4寸勾配です。

IMG_7727

さきほどの新間取りに、2Fの床を加えたものがこちら。

構想182階床立体

2Fの手前中央がキッチンスペース。
両側にある4寸勾配屋根を全面にしてしまっては、立てなくなっちゃいますよね。

そこでキッチンスペースの天井高を確保するために、
まず柱を立てて、

構想182階床立体+管柱
次に屋根をかけてみます。
構想182階床立体+管柱+小屋組




キッチンスペースの屋根は10寸勾配、つまり横10縦10の45度勾配です!
足場がいるなら、足場を組めばいいじゃないの。
施工が怖いなら、命綱をつければいいじゃないの。

10寸勾配とかの大きい勾配だと、かっこよくなるのもあるけど、
屋根裏のスペースも大きくなるから
ロフトなんかも作りやすくなるんだよね。

海側はこんな感じ。
ルーフバルコニーの上の屋根裏にロフトがあるのがわかるかな?

構想182階床立体+管柱+小屋組(海側)

視線をロフトの中からに変えてみます。
構想18ロフト

パースだから真っ白だけど、
ここに海の景色が広がるわけです。

ルーフバルコニーは大きく、約7帖を確保。
構想18テラス


ガレージはこんな感じに復活。
構想18ガレージ

全体図。
構想18パース

なんか、
だいぶおうちらしくなった気がしませんか?

子供に家の絵を描かせたら、だいたいこんな屋根を描きますよね。


施工図のほうも、着々と進行中であります。
立面図や、
構想18立面図


細かいディテールを指定する矩計図(かなばかりず)も進行中。

構想18矩計図

家が大きくなった印象ですが、
建築面積は逆に少し小さくなったんですよ。
なぜなら、もとの間取りにあった1Fリビングと2Fフリースペースを統合したから。

さて、がんばって他の施工図も完成させます!

・・・
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