週末は東京です。
東京にいると、くだらね~コラムしか書くことがありませんw

旧実家の地域で親の代からお世話になっている工務店さんから、今でも便りがあります。
その中で、郊外ニュータウンのスラム化に触れた記事の紹介がありました。

団塊世代がバブル期にマイホームを求め多数住み着いた街ですが、
団塊ジュニアのうち、高所得層が都心に回帰し、
低所得層が残るためスラム化が加速しているというものです。

ワタシは早期リタイヤですので、低所得どころか収入ゼロですが。
もちろん住宅ローンなんて組めません。

さて、ワタシような低所得層がおうちを建てることができるのでしょうか???

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現に建てている真っ最中ですが???

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以前、「セルフビルドと住宅ローン、資金計画」という記事で
そのカラクリについて書きました。

人間、生きているうちは何かしら住まいが必要です。
安く手に入れる手っ取り早い手段は中古住宅です。
建物本体や設備に目が行きがちですが、上下水道などのインフラが既に使える状態になっているため、注文住宅で新築するときに必要とされる本体・設備以外のお金(上下水道権利金や地盤改良費等)がかからないのも安く済みます。

生きているうち、の後期、つまり高齢になったとき、住宅関連であれこれ大規模な補修が必要になるのは体力的にも資金的にもツラいものですよね。
そう考えると、配管もまだ生きていて、新耐震基準が浸透してきた平成以降築の中古住宅がよさそうです。(新耐震基準施行直後はまだ大工さんの理解も浅く、「知るかボケ!」で建てられたおうちも多いとか・・・)

築20年くらいなら設備の機能も今とそう変わらない(ユニットバス、システムキッチン、水洗トイレ等)し、これ以前の築でも価格はそう変わらないため、一番お得かも。

でも、やっぱり2階建の3LDKになっちゃうんですよね。歳食ったら2階は不要ですw

リタイヤする年代での新築なら、生涯住まいに関しては心配事はさらに少なくなりますが、問題は価格です。また、建売の新築は子育て世代をターゲットにしているため、「2階建て3LDK」が大多数で、リタイヤ組にちょうどいい「平屋の1LDK+S(Sは、捨てられないけど使わない家財の墓場)」はほとんど見かけません。

某大手ハウスメーカーに「平屋の1LDK+S」おいくら??と聞いてみたら、だいたい2~3千万円との回答(建物本体は1.5~2.5千万円)。
退職金が吹っ飛びますww
生涯必要なお金は、住居費だけではありません。

そこで、セルフビルドまではいかなくても、ハーフビルドですよ。


今、ハーフビルドを謳っている工務店さんの商品は、ログハウスであったり趣味性の高いものが多いです。でも、これから求められるのは「普及型」。

20坪の平屋1LDK、プレカット在来工法、布基礎なら屋根、外壁、配管・配線まで工務店に外注で300~500万でイケると思うのですが。あとは年金や貯蓄から+300万くらいで内装、設備、外構を住みながら自分たちで作る。ユニットバスなどは分離発注してもいい。

こういった普及型のセルフ/ハーフビルドは、これからの主流になっていくと私は本気で考えています。
モデルハウスは、私の建てているおうちです!

まあ、それなりにアタマも体力も使いますから、リタイヤしてすぐが着手に吉かと思います。
時間も体力もちょっとまとまったお金もあるけど、お金は全部使うわけにいかないし、また住宅ローンが組めない世代です。

脱、住宅ローン。
そして手に入れる、今のライフスタイルにちょうどいいおうち。
その答えがセルフ/ハーフビルドです。



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