前回、沖縄は観光で行くところであって移住定住には向かないよ、とバッサリでした。
それでも、沖縄の美ら海に惹かれて諦められない人もいるかもしれません。

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そこで、今回は「もし自分ならこうする」というステップをご紹介します。
これは沖縄だけでなく、伊豆や軽井沢など観光資源が多い「憧れだけで来る(でもすぐ逃げ帰る)」人が多い人気()の地域に共通して使えるステップです。

地元の人は、逃げ帰った後に放置された「第二の空き家」に手を焼いています。所有者が遠い他人で管理を呼びかけようにも応答がないなどで地域が荒廃する最も大きな問題だからです。だから、そうならないステップを見えるカタチで示すステップが必要になるワケです。


ステップ1 賃貸マンションに引っ越す

地元との交流を通じてその地で暮らす現実の環境を肌で感じることはとても大事です。
そのためには戸建て賃貸が最適なのですが、残念ながら普通に不動産屋を通じて戸建ての賃貸が見つかることは少なく、あったとしてもほぼコンドミニアムのようなものですごく高いです。

一方、沖縄も全国の地方と同じように空き家の処分に困ってる状況は変わりません。ただ賃貸市場に流れてこないだけです。理由もちゃんとあって、凶暴な太陽と潮風で建物やインフラの劣化が進み普通の賃貸として貸せる状態ではないからです。

まずは住みたい地域にできるだけ近い都市部のマンションに身を置いて、住みたい地域に頻繁に出かけ、地元の人に家を探していることを伝える活動をしましょう。

はじめは怪訝な顔で見られても、そのうち話を聞いてくれる人が現れ、その人を通じてあなたが家を探していることがその地域の人に伝わります。

その後もその地域に足を運んで対話を続けて下さい。継続はチカラなりです。
だから旅行などの一時滞在じゃダメなんですよ。いいご縁はいつ飛び込むかわかりません。その時が勝負です!一ヵ月後とかじゃダメなんです。判断の指標と基準は事前に決めておき、ご縁をもらったら当日に参上し、当日に返事をします。断る場合はきちんと理由を添えます。放置フェードアウトなんかしたら二度と声はかけられないと思って下さい。

イケイケ押し押しで話をしても逆効果ですが、なんとなく他人事のように話すのもバツ。真剣さが伝わればいいんです。

ステップ2 まずは賃貸で借りる

お目当ての家が見つかっても、できればいきなり買うのではなく賃貸で借りることをおすすめします。その際、永く住みたいと思えたら買い取ってもよいか聞いておくのもいいと思います。
実際に戸建てに住むと、そこの本当の姿が見えてきます。もっと好きになることも有れば逆も然りです。その地で得られる収入と支出の見通しも賃貸マンションのステップより精度よく見積もれるようになります。

なお、ステップ1で借りたマンションはすぐ解約しないほうがいいです。空き家を譲り受けたり借りたりした場合、すぐ住める状態なのは稀です。
トイレや風呂など修理をしないと使えないことがほとんどです。格安で借りた場合、修理費用は自分が負担すると思っておいたほうがいいでしょう。買取り可なら自分の好きなように、不可なら最低限使えるように。ボットンを水洗化すると最低でも100万はかかりますが、簡易水洗化なら10万以下、そのまま我慢すればタダですw

借りた家が住める状態になったことを確認してからマンションの退去連絡をします。

ステップ3 希望のおうちを入手する

家を入手するのは、その地での収入が安定してからです。収入が安定しないうちに貯金で買うのは絶対におすすめしません。

さらに、「やーめた」ができるのはステップ2までです。移住候補先で賃貸に住むのはお金を節約するためではありません。「やーめた」の選択肢を残すためです。「やーめた」となっても所有者は地元の人のままなので、迷惑にはなりません。

それは地元の人も薄々わかっていて、賃貸のうちは「あの人は何年持つかなあ」という一歩引いた目で見ていると思います。
これはいきなり不動産屋で家を買って移住してきた人にも向けられる目です。

でも、上のようなステップを踏んで購入に至った場合は第二の空き家となる確率も低く、そのため地元の一員として暖かく迎えていただける確率が高くなります。地元の協力が得られることでうまくいく事業の幅も広がります。

沖縄に限らず、地方に移住して孤立とはいえないまでも疎外感を味わうといった体験談を耳にしますが、地元の人が冷たいわけではなく「どうせすぐ逃げ帰る」「また第二の空き家が増えたらどうしよう」といった心配があるからだと思います。伊豆や沖縄など、憧れだけで来てすぐ帰る人が実際多いところは特にです。

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移住は間違いなく人生の転機です。
目先の支出などに捉われず、何が問題の本質かを見極めるのは非常に大事ですし、本質が見えないまま対策を打っても無駄です。

ことの本質はなかなか見えてこないのが常です。
でも、「本質は何だろう?」と常に考えることは結局のところ一番の近道です。
私ならこうする、を紹介しましたが、こうすればいいというわけでは決してありません。ひとつのヒントとして捉えていただけたらと思います。

今日のゴタクはここまで!



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