前回、敗者であるワタクシの財務諸表と金銭出納帳を公開しました。
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ゲーム初期に高額品をローンで買い、その維持費と金利(ゲーム中では金利のみで表現)で支出≒収入となったことで月々のキャッシュフロー(青枠)がたった$70とほとんどなくなり、ジリ貧となってしまったのが原因です。
キャッシュフロー1
対して、勝者となったカミさんの財務諸表がこちら。
キャッシュフロー2

毎月のキャッシュフロー(青枠)はワタクシの100倍近い$5660
もちろん給料が高いのもありますが、青枠直上の毎月の支出はワタクシが$2400、カミさんが$3000とそれほど多いわけではありません。給料が高い分税金がそれぞれ$400、$900と$500ほどカミさんが高く、それを除いた支出額は$2000、$2100とほとんど変わりません。

カミさんが勝者となった決定的な理由は3つあります。

まず一つ目は、不労所得がまだないうちに高額の無駄遣いカードを引かなかったためです。
そのため、銀行ローンがゼロ。当然利息もゼロです。

二つ目は、早い段階で副業のスモールビジネスを手にしたこと。
月平均$250ほどの収入となり、初期に購入した収益物件(アパート)の銀行ローンを早々と完済しています。

三つ目は、アパートの売却益を手にしたこと。その後に購入するアパートの頭金を銀行ローンに頼ることなく払えたため、順調に不動産を買い増しできたことです。
出納帳2


現実のアパート経営でも、返済比率(購入金額に対するローンの割合)が低いと楽にキャッシュフローが得られ、時々発生するアパートの修繕などの臨時支出にも余裕をもって対応することができます。


アパート売却でキャピタルゲインを得たことはラッキーであり弾みがついた格好ですが、この3つの勝因のうち一番大きいのは、一つ目の

不労所得がないうちにローンで無駄遣いをしなかったこと

だと思います。
金持ち父さん貧乏父さんの本でも、家や車は不労所得で使いきれなかった、あふれたお金で買えと謳っています。
不動産やビジネスが増えていき不労所得が増え支出を上回ると、労働で給料をもらわなくてもお金が増えていきます。不労所得とはいっても現実は何もしなくてよいというわけではありません。物件の管理やポートフォリオの見直しと入れ替えなどはしないとすぐ腐ります。ただ、労働と違い時間に拘束されません。

さて、キャッシュフローゲームの結果を分析してきたわけですが、小規模でよいから何らかの収益不動産やビジネスをやっている人でないとあまりピンと来ないかもしれません。実際、私もこのゲーム上のビジネスについては規模感(このくらいのビジネスであればこのぐらいの収益)があまりピンと来ません。

しかし、不動産に関しては、このぐらいの返済比率でこのぐらいの規模の物件ならキャッシュフローはこれぐらいだろうなあ、というのは理解できます。ビジネスだと

売上 = 客単価 × 客席数 × 回転率

の「回転率」はそれこそ下はゼロ、上は無限大まであり得ますから、それぞれの業種、業態での成功の目安って全然違うからです。しかし、不動産なら0.8~0.99ぐらいで計画というか予測が立てやすいからですね。

年金などがどこまであてにしてよいものやらわからない令和以降の世代において、こういった知識と実経験は一部の限られた人ではなく全員が当事者としてピンと来るようにならないといけないのかな?と思います。

今日はここまで!