事業とは、シミュレータである。
私が常々思っていることです。

シミュレータとは、
1、パラメータを入力すると、
2、何らかのアルゴリズムで計算され、
3、結果が出力される
ものです。民泊に例えると、宿自体のハードやサービスなどのソフトが2のアルゴリズムにあたります。
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(この空間がどんなエフェクトをかけるのか)

1、のパラメータとは、ゲストの価値観や旅の目的、構成(家族なのか友人同士のグループなのか)が相当します。
価格設定もパラメータでしょう。

難しいのは3、の「結果」です。
どんな指標を良し悪しの判断基準にするのか?ここを取り違えると、いつまで経っても1、のターゲット設定や2、の改善が見当違いになって、間違ったしょうばい(「消売」や「傷売」)となってしまいます。

短絡的に思いつく結果の指標は「売上」です。
しかし、この売上が指標と考えているうちは、なかなか1、と2、をどうすればいいか具体的な案が浮かばないと思います。

私たちは、自身の民泊の「結果」の指標として「思い出」と仮定して運営をしてきました。ゲストの笑顔が指標の「値」です。

まあここまではよくある精神論かよ!って感じですが、少なくとも「売上」よりも本質に近いと思っています。

問題は、「思い出」や「笑顔」って漠然とし過ぎていて、そのままでは捉えどころのないことです。

私たちは民泊の運営のプラットフォームとしてAirbnbというサイトを使っています。なぜAirbnbなのかですが、思い出や笑顔の重要なファクターである、ゲストとホストの信頼関係の構築を支援するツールが充実しているから。

ゲストが事前に想像した以上の体験を提供して、さらに信頼関係がその体験をよりリアルなものとしてくれます。そして、ゲストの思い出として刻まれる。

うまく説明できませんが、一期一会の概念が理解できる日本人ならではのおもてなしがあると信じています。


結果の良否判定の指標を何にするのか。
売上以外の指標をこれからも考えていきたいと思います。

今日はここまで!


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